天然樟脳について
天然樟脳(しょうのう)って?
左:クスノキのチップ。 右:水蒸気蒸留・脱水後に得られる樟脳の結晶。木からこんなにさわやかな香りの白い結晶が採れるなんて驚きです。
いにしえより衣類の防虫用品として親しまれてきた樟脳は、クスノキを水蒸気蒸留して得られる成分です。英名をcamphor(カンファー)ともいい、カンフル剤という例えで知れる医薬品、香料、セルロイドの原料など、世界中でさまざまな用途に使われてきました。(詳しくは「樟脳雑話」をご覧下さい。)
「樟」の字は、「クスノキ」と読み、樟脳は本来クスノキを原料としたことがうかがえます。天然樟脳は松脂から採れるテレピン油を原料とした化学合成品と区別する呼び名です。また、においがきつい昔ながらの防虫剤として、他の薬品と間違われる場合が多いようですが天然品はもとより合成品も市場にあまり出回っていません。
クスノキ(樟)
日向の天然樟脳について
かつては専売品として国益の一翼を担うまでの産業だった天然樟脳は、高度経済成長とともに石油化学製品にとってかわられ、2006年時点で国内での生産は福岡県の内野樟脳さんただ一件を残すのみとなってしまいました。
宮崎県日向市の林業家たちは、内野樟脳さんに技術指導を仰ぎながら、自分たちの手で天然樟脳の復興を目指して立ち上がり、試行錯誤の末に2007年、日向版の天然樟脳の生産にまでこぎ着けました。日向のかおりのあゆみ»
林業仲間とつくった自家設計の樟脳工場
日向のかおりが製造・販売する天然樟脳は、九州のクスノキを100%原料とし、昔ながらの水蒸気蒸留法で作られる天然の樟脳末です。日向産の天然樟脳=日向しょうのうとしてご愛顧ください。天然樟脳ができるまで»
日向しょうのうの特徴
- メンソールのような清涼感あふれる爽やかな香りです。
- 天然樟脳は、風や天日ですぐに香りが消えます。
- 殺虫剤ではなく防虫剤。穏やかな効き目の樟脳成分が衣類につく虫を寄せつけません。
- 防臭・芳香にもすぐれ、靴箱やトイレなどニオイの気になるところでのご利用もおすすめです。
- 原料調達から生産まで一貫して宮崎県でつくられトレーサビリティがあきらかな商品です。
- チップの利用まで余すところ無く材を活かす製材屋ならではの国産材活用・エコ商品です。
天然樟脳は国産のクスノキだけを使った天然素材原料製品ですが、食べたり飲んだりしたら大変危険です。用量・用法を守って正しく安全にご使用下さい。




