日向のかおり〜日向国(ひゅうがのくに)宮崎県日向(ひゅうが)市から、宮崎県のクスノキのみで作る(水蒸気蒸留法)天然樟脳・宮崎県産材製品をお届けします〜

天然樟脳(日向しょうのう)ができるまで

「樟脳」にはクスノキからつくる天然品と、松脂由来のテレピン油を化学合成してつくる化学合成品があります。こちらでは、福岡県とこちら、宮崎県日向市のたった2件となった「天然樟脳」の作り方をご紹介しています。(日向の工場の写真です。)

上:画像の下の方をマウスオーバーするとスライドショーメニューが表示されます。

 

樟脳の原材料はクスノキ。楠という漢字が一般的ですが、日本のクスノキは「樟」と書くようです。

市場に出回らない材・剪定された枝・根にも、樟脳成分はしっかり含まれています。日向しょうのうはこの部分からも樟脳を生産しています。

パルプチップをつくる機械でクスノキをチップ化します。

これで大体同じ大きさに切りそろえられます。樟脳を採り終えたチップはボイラーの熱源にしたりそのままパルプ工場へ。

大量のチップはクレーンで持ち上げられ”蒸し窯”に投入されます。密閉した釜の下ではボイラーから水蒸気が送られ高圧で蒸されます。

水蒸気ボイラーは、製材時に出る大量の木っ端を燃やして熱源としています。石油などは使いません。

チップの樟脳成分を大量に含んだ水蒸気は上のパイプを通して冷却水槽へ。

パイプの高温の水蒸気は冷却水槽の中を通って、時間をかけて冷やされていきます。このとき、水と、油分を多く含んだ樟脳の結晶が沈殿します。

樟脳油を多く含んだ結晶を取り出し、脱水機で何度も脱水・脱油を繰り返します。工房が、樟脳のさわやかな香りで一杯になります。

しっかり乾燥させて純度の高い、真っ白な樟脳結晶ができあがります。袋詰めの時には固まりを砕きながら入れるため、商品はさらさらとしています。

樟脳油はとりだして、日向しょうのうシリカゲルに利用したりします。

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